パソコンを買いたいけどWindowsとMacどっちを買ったらいいかわからない
プログラマーはどっちのパソコンを買ったらいいの?
そんな疑問に答えたいと思います。
僕はパソコン好きで、自宅のPCは自作です。
MacBookProもあり以前はPCマニアだったのですが
IntelからCorei7のCPUが出て外部記憶装置がHDDからSSDになってからは
所有しているPCのスペックに不満を感じることがなくなり
十年近く同じPCを使っていますが、
そろそろMacBookProを新しいのにしようと考えてたり、
自作PCをまた組んでみようかと最新のPCパーツを調べたりしています。
目次
ブログ主のPC歴
みんなも知っての通り、WindowsはMicrosoft社のOSで、
MacはApple社の製品です。
以前は、PCといえばWindows一択だったといっても過言ではありません。
Macはデザイン関係のクリエイターがよく使っていましたが
Windowsほど普及していなかったです。
Windowsが出る前もMacはありましたが、
日本ではNECのPC-9801シリーズのシェアの方がありました。
この頃から私はパソコンに興味がありましたが、
まだ子供だったのでとても手が出せませんでした。
Windowsが発売されてから、しばらくたって最初のiMacが発表されましたが
その時はiMacのデザイン良さとインターネットが普及し始めの頃だったので、
ちょっとしたブームになり、僕も当時はiMacが欲しくなりました。
しかし、結局その時は購入するには至らず、
最初にMacOSが搭載されたPCを購入し他のは2010年になりました。
なぜ、これまでずっとWindowsオンリーだったのに
Mac購入するに至ったかというとiPhoneが普及してきたからです。
iPhoneアプリはMacでしか作成できないので、
新しい技術に乗り遅れまいとMacBookProを購入しました。
あれから間も無く10年経とうとしてますが、
MacBookProは大きなデザイン変更もなく今日に至ります。
一方、WindowsですがこちらはOSのバージョンアップごとに微妙にデザインが変わったり、
設定の仕方も変わったりと毎回ちょっとした新鮮さがあり楽しいです。
そして、自作PC派でゲーム好きならWindows一択でしょう。
MacとWindowsの特徴
Macは直感的に操作ができるとか、良くいう人がいますが
Windowsも十分直感的に操作ができます。
ショートカットもWindowsもMacもそんなに差がありません。
プログラミングでいえば、開発ツールの使いやすさと
開発環境の作りやすさがポイントになりますが
WebサーバーはUnixベースのOSがよく使用されます。
このサーバーソフトはApacheと言いますが、
Webの開発環境はUnixベースで作られているため
同じUnixベースのOSであるMacOSの方が環境を作りやすいかもしれません。
しかしWindows用にもApacheあり、
仮想PCでUnixベースのOSをインストールしたりと色々手はあるので、
そこが決定的な差になるかというとそうではないと思います。
もっと実際的なところに注目してみます。
安く済むのはWindows
PCを購入にするあたり一番意識するのは価格面でしょう。
まずは費用あたりの性能ですが、
WindowsとMacではWindowsに軍配が上がります。
これは同じ部品を使っているWindows PCとMac PCを用意した場合の価格は、Windowsが安くなるという意味です。
プログラミングで使用する場合は、そこまでPCスペックが必要ではないのでそこそこのWindows PCで十分です。
プログラミングよりもWordやPowerPointで画像をたくさん使用した時の方がPCスペックは必要となることの方が多いです。
しかしそれもWindowsである程度メモリを搭載したPCであれば問題なく操作できます。
そして、WindowsにはVisualStudioという開発ツールがあります。
僕はWindowsでの開発が多かったのでほとんどこのツールを使っています。
この開発ツールを使った案件は今でも非常に多いのです。
何より慣れてるせいか、とても使いやすいです。
MacでもWindows開発は可能
MacではWindowsの開発ができないかというとそうではありません。
MacはWindowsをインストールすることができます。
その際は、OSを起動時に起動するOSを選択する
マルチブート式インストールと、
MacOSを起動しながらWindowsを起動する仮想PC式を選べます。
ともかくMacでWindowsの開発は可能です。
とはいえキーボード配置が微妙に違うので、
Windows開発をする場合はWindowsで開発した方が開発はしやすいです。
WindowsでiPhone向けソフトの開発は不可
一方iPhoneアプリを開発する場合は、
MacPCで開発をする必要がありますが
Windowsでは基本的にできません。
そのため、iPhoneアプリを開発する場合は、
Macを選択することになります。
その場合は、迷わずMacを購入すると良いでしょう。
一応、Windows機にもMacOSをインストールする方法はあるようですが
完全にApple非公式です。
PCを動作させるには各部品がOSが正しく認識できるように
ドライバというものが必要となるのですが
Apple公式でないPCはこの辺の相性の問題で
正しくインストールできない可能性が出てきます。
そんな無茶をするぐらいなら、中古のMacを買った方がいいです。
プログラミングをするなら中古のMacでも十分だからです。
動画編集なら
最近はYouTubeのおかげで、動画を編集する人が増えてきました。
動画編集はPCスペックが良いほど作業時間を短縮することができるので
高いスペックであればあるほど良いのですが
その場合は、Windowsを選択した方が同じスペックでも安く済むので、
よほどの思入れがないのであればWindowsを購入するといいでしょう。
Macには、無料で利用できるiMoveと
有料ソフトのFinalCutという動画編集ソフトがあります。
それを使用したい場合は、多少割高でもMacを購入するしかありません。
動画編集ソフトといえばAdobe社のPremire Proが有名ですが、
それを使用するならWindowsの方が安くすみます。
価格面でいうと、やはりどうしてもWidowsPCの方に軍配が上がるからです。
Macの方がWindowsより優れているところ
Macは価格面ではWindowsには敵いません。
でも、それ以外の面でWindowsより優れている面があるので
Mac信者がいるのです。
Macを使っててWindowsより優れているなと思う点は以下の二点です。
- 見た目の美しさ
- 触りごごちの良さ
Appleはこういう何気ないところをこだわっているのだなと感じます。
そしてキーボードをタッチした時の感触と、
Appleの手触りに関するこだわりは相当なものです。
一方で手触りにこだわるあまりに配線の周りのカバー部分の耐久性が今ひとつなのはいただけませんが・・・
iPhoneの充電用ケーブルは2年もすれば配線のカバーが劣化して剥がれたり溶け出したりします。
iPhoneを持っている人は、同じ経験をしたことがある人がいるのではないでしょうか?
Mac用の充電コンセントのケーブル部分も同様に耐久性が優れてるとは言えません。
この辺はいい加減改善して欲しいものです。
Macの売りは使い心地
Macの手の触った感覚の良さはWindowsでは敵いません。
Macを販売しているApple社は、ハードウェアを売ることを目的としているからです。
一方でWindowsの発売元であるMicrosoft社は、OS等ソフトウェアを売ることを目的としています。
Appleはハードウェアの使いやすさを追求しているので
アナログな感触な部分はAppleに軍配があがるわけです。
長時間作業する上では、こういう部分は大事かもしれません。
僕のMacBookProはもう9歳になりますがまだ使っています。
特に不便を感じないのですが、流石に画面の解像度には時代遅れ感を感じぜずにはいられないので
そろそろ買い換えようかと考えております。
フリーランスはMacでテンションアップ
Macは見た目の美しさと、使い心地が良いことから
使いたい、いじりたいという気持ちが湧いてきます。
そしてそれは仕事に取り掛かる意欲につながるので
フリーランスで自分でPCを選択できる立場であれば
Macを選択するのもいいかも知れません。
フリーランスは自分の仕事の時間の融通が利きますが、
一方でサボろうと思えば、サボり放題です。
そして毎月決まった給料が貰える会社員と違って
サボったらサボった分自分の売り上げに跳ね返ってきます。
仕事道具を使いたいという感覚を利用して仕事に取り組むのもありだと思います。
結局、WindowsとMacどっちがいいの?
まずは、この記事を読んでくれた方ありがとうございます。
ここまで読んでくれた方は、「結局どっちがいいの?」って
感じたことでしょう。
そして単純に優劣では決められないということに
費用対効果の面では、明らかにWindowsです。
そしてそれ以外の使い心地にこだわるならMacです。
使い心地というのは、企業で使う場合は無視されがちです
それは、使い心地と仕事の効率との関連付けが難しいからです。
統計を取れば使い心地と仕事の効率との因果関係も見えてくるでしょうが
そういうことをする企業は少ないでしょう。
でも、そこに気づいてそれをビジネスにしてるのがAppleです。
僕はブログはMac、それ以外の作業はWindowsという使い方を今はしています。
Windowsには、Windowsにいいところがあり、
MacにはMacのいいところがあります。
そして、エンジニアであればできれば両方使えた方がいいと思います。
両方の仕事を受けれる機会に対応できるからです。
Mac以外のOSといえばUnixベースのCentOSなどが最近は使われます。
CentOSはUnixベースですので、いざ仕事で使うことがあれば
Macでコマンドが使えればなんとかなるでしょう。
エンジニアは本で勉強しただけではスキルは決して身につきません。
実際に手で触って失敗して、何度も同じ作業を繰り返しようやくスキルになるのです。
普段から手に触るのがスキルを身につける上で一番手っ取り早い方法です。
そういったことからできれば両方持っておきたいというのが本音です。
しかし、これからプログラマーを目指す人でお金があまりないという人は、
Macが必須となる案件はWindowsに比べたら、ごく僅かと言っていいほどしかありません。
Windowsがいいでしょう。
少しお金に余裕があるのであればMacBookProでもいいでしょう。
そして、どちらを購入したとしてもエンジニアであれば、
これから購入する数多くあるPCの最初の一台に過ぎません。
直感で好きな方を買いましょう。
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